2010年1月25日月曜日

超訳もの、今度はニーチェ

先週借りてきた本に、ニーチェの「アンチクリスト」の現代語訳、適菜収訳「キリスト今日は邪教です!」を読みました。高校生の世界史で見かけたくらいで気にもしませんでしたが、何とも痛快な内容でした。ニーチェといえば「ニヒリズム」というレッテルが貼られてますが、現在の世の中の戦争やテロの引き金、根源が何か見事に言い当てていると思います。出版されたのは19世紀の終わりですが、私もそんなことを思い始めたのはつい最近です。30も過ぎてから。世の中の特に世界状勢の胡散臭さは、どこから来るのかといえば、そこにあった様です。あまり詳細はここではかけませんが。。
気づいたことが二つ。
1 ニーチェは「アフォリズム(Aphorism)」=「箴言・格言」を得意とする思想家だったそうですが、お笑い芸人に「バカリズム」っていますよね。ちなみに私大好きですが、恐らく名前をここにかけてるんでしょうね。頭のいい芸人はそういうところに洒落が見られます。例「海砂利水魚(寿限無)」→「くりーむしちゅー」、「バカルディ(Bacardi)」→「さまーず」
2 ニーチェの横顔は、ラフカディオハーン(小泉八雲)に似てる。髪型とヒゲだけか?
大した気づきではないですが。。

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