2010年3月21日日曜日

アバターを観てきました。


最近評判の「アバター」を観てきました。さすがにもうそろそろ終わるだろうと思って、レイトショーに行ってきました。3D映像とはどのレベルのクオリティだろうかと、楽しみにしておりましたが、思う以上に臨場感高いものになってました。昔の3Dものとかは赤/青の二色メガネで、何となく3Dでしたが、今のはハイテク。3Dメガネ自体が精密機械になってるようです。しかし、メガネが重い。開始30分で疲れてきた。後はずっと指でアシストしていた。
映画の感想ですが、お話自体は自分のアバターを操作するというころが今風で、ナウシカやもののけ姫とSFを足したようなお話なので、斬新さは無かった。しかし今回の目玉は3Dを駆使した先駆的な作品で、かつ興行収入もトップという実績までできたというお墨付き。これからの3D映画作品の礎になるものでしょうね。この映画をみて思ったことは、さらに仮想空間と現実空間の境目がぼけてきたということ。iPhoneアプリのセカイカメラってのがありますが、あれもファインダーを通すと現実と仮想空間に情報が浮かび上がってきて、その情報は人の気持ちだったりする。精神の世界に触れようとしている、というより臨場感を書き換えられてしまうので、精神世界を操作されようとしているようにもおもう。あと、3Dメガネは重いのと映像自体目が疲れる。長時間観るもんじゃないです。脳は困ったもので、はじめは凄いインパクトがありましたが、少し観てると慣れてしまうんですね。人間の脳は新しい刺激を欲するパーツのようです。

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